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テスト前に褒めましょう
(2005年6月13日)

自立学習館通信12
★期末考査に向けて

中学生は今月末に期末テストです。今回は「褒める」を使って子供に気持ちよく勉強してもらうことを考えてみましょう。

★ありのままを再認識

前回のテスト(中間や実力)の結果を覚えていますか?
思い出したくない方(^^;)もいらっしゃると思いますが、ここはまず、「ありのままの相手を認める。」でしっかり思い出してみましょう。

その中で変化を探します。以前と比べて良くなったことを探してみてください。たとえ点数が伸びていなくても

−勉強する時間が増えた
−早めにテスト対策をした
−自分から進んで勉強することが多くなった

など勉強に対する意識の変化も良くなったことです。

★照れずに褒めましょう

「前回のテスト、この教科は良かったね。次も同じぐらい取れればいいね。」

「点数は変わらなかったけど、今回は前よりも勉強していたじゃない、あともう少しの努力で得点に結びつくんじゃない。」

もちろん、今頑張っているなら、それを認めてあげましょう。

「部活も忙しくて大変だけど、夜遅くまで勉強も頑張ってるね、お母さんも嬉しいわ。テストでいい点取れたらいいね。」

照れずに、嬉しく思う自分の気持ちを伝えてください。その時に子供に勉強させてやろうという下心はダメですよ。子供達はそういうことには敏感です。「して欲しいな」はいいと思いますが「しなさい!」は反発を呼ぶだけです。そして、お互いに反発する気持ちがエスカレートしてしまいます。

そんな状態ではいい集中ができませんよね。

★反応は?

喜びましたか?
(*^.^*)
それとも無反応?
( ̄曲 ̄)

たとえ無反応でも内心では喜んでいます。普段褒められていないとどう反応していいのか戸惑います。また思春期特有の照れもあり素直に喜びを表情に出せないこともあります。褒めたことに対するフィードバックがなくても、本当は嬉しいんだと信じて、何回か続けてみてください。これがきっかけで充実したテスト勉強ができればいいですね。

親子のコミュニケーションのひとつとして是非「褒める」を取り入れてみてください。
そして、何か変化があればご連絡を!(o^-^o)


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