どうやって褒めますか?
(2005年6月1日)
前回の復習です。
「おべっか」を使って表面的に褒めても、お子さんの心には届きません。相手をよく観察して、少しの変化を見逃さず、的確に褒める(一緒に喜ぶ)ことが大切です。でも、これって結構難しいですね。(^^ゞ
★ありのままを受入れる
こうなって欲しいという気持ちが強すぎると、現状と理想との差に目がいきがちです。すると、何かを成し遂げても結果に満足せず、
「まだまだね、もっと頑張りなさい」||`□´||
とやる気をくじく発言が・・・。そして相手を責めながら、なぜこの子は出来ないんだろうと自分自身も苦しめてしまいます。
一方、ありのままの相手を認めていると、何か少しでもいい変化が見えると、
「やったね、良かったね。もっと出来るようになればいいね」(o^-^o)
と相手の行動をほめ、一緒に喜ぶことができます。心からの嬉しい感情なら、褒めるテクニックがなくても十分相手に伝わります。お互いに心地よく感じ、「また、やってみよう。」とやる気がわいてきます。
★自分自身を好きになれば
自分に厳しすぎる人は相手にも高い水準を要求してしまいます。「そのまんま」が受入れられないのです。逆に「ありのままの自分」が好きな人は「ありのままの相手」を認めることができます。
★自分の長所を探すことから
「ありのままの自分」を認めるために、まず、自分の「いいとこ探し」をしてみてはいかがですか?自分の中の「いいところ」をみつけて好きになれば心に余裕が生まれます。そうなれば、今まで見逃していたお子さんのいいところをたくさん発見できるのでは・・・
みつけたら、後は簡単ですね。心から褒めて、一緒に喜べばいいんです。
★おススメの本です
「小学生に自信をつける30の知恵」星一郎著(1365円税込み・三笠書房)には題名どおり自信をつけるための知恵がたくさん載っています。自信がつけば、やる気がでて、勉強もできるようになります。小学生だけでなく、親が自分に自信をつけるためにも役立ちます。この本で親子そろって成長を楽しんではどうでしょう。
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