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上手に褒められますか?(2005年2月9日)

自立学習館通信08

「褒めるのが苦手です、照れくさくて。」と面談時に聞くことがあります。
人は認めらたり、褒められるのが大好きです。子供だけでなく、大人もです。私も大好きです。(#^.^#)
上手に褒め、子供をやる気にさせるコツが今回のテーマです。

★出来て当然?

つい大人の感覚で「出来てあたり前」と見てしまいます。塾の宿題は出来てあたり前、家での勉強はして当たり前と。でも子供の立場からすると毎回宿題をするのは大変なことかも。「宿題終わった?」「うん、した。」「本当? いつ?」では「やってよかった」という気分にはなれません。

 
★出来た事に注目すれば

「宿題いつもがんばってるね。お母さんはうれしいわ。」

「勉強がんばってるって、塾の先生が言ってたよ、よかったね。」

等、努力を認める言葉を使えば、子供たちも悪い気はしません。「あなたが出来て、私はうれしい。」と自分の感情を伝えるのも良いと思います。たとえ、お母さんが望むレベルの学習をしていなくても、勉強をしたのは事実です。心を込めてしっかり褒めましょう。

★気持ちだけ伝えては♪

でも本音は、「もっと勉強して!」ですよね。
そこで、上の作戦で十分気持ちよくさせてから、最後に一言。

「あともう少し勉強してくれたら、お母さんはもっとうれしいな。」

とさりげなく言うのはどうでしょう? 
これ以上の言葉は無しです。これは気持ちで「〜なさい」の命令ではありません。余計なこと(スイマセン (^^ゞ)は言わずここで止めて、後は暫くお子さんの様子を見守ってください。楽していい結果がでるかも・・・

褒めることに関しては他に様々な方法があります。褒めて育てることにご興味がある方はご相談ください。一緒にいい方法を考えていきましょう。小言を言わずに子供が勉強してくれればそれが一番ですね。


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